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【クリスマス目前】まだ間に合う!ブリーフ一丁からオシャレ男子に変身する方法【彼女GET】
ここはMI.INCの会議室…。
外井「それでは、今日の会議はこれで終了です。お疲れさまでした。」
笠間「いや〜やっぱり会議はいいなぁ。日頃の睡眠不足が解消されたよ。」
外井「…。(この人、会議を昼寝の時間だと勘違いしてるんじゃないだろうな…。)」
笠間「ところで最近、社内が肌寒い気がするけど、暖房が壊れてるんじゃないかな。」
外井「暖房が壊れてるわけじゃなく、社長の格好に問題があると思いますよ。」
外井「…。(ブリーフ一丁のおじさんが社長の会社だってことが世間に知れたら、MI.INCもいよいよ倒産の危機だぞ…。よし、思いついた。)」
外井「そういえば、朝日にオシャレなセレクトショップがオープンしたらしいですよ。すごく評判がいいらしいので、社長の服を買いに行きましょう。」
笠間「えっ!すごいじゃない!オシャレなブリーフがあるといいなぁ!」
外井「ブリーフは置いてないと思いますが…。ではさっそく行ってみましょう。」
innovateに到着
笠間「おお、外観からしてすごくオシャレ!『インノバテ』って名前なんだ!」
笠間「こんにちは!オシャレなブリーフが売ってるって聞いて来たんだけど!」
店員さん「…。(ゲェッ、ヤバいのがきたぞ…この真冬にブリーフ一丁って…。しかもオシャレなブリーフって一体なんのことだ…。)」
店員さん「…。(アメリカなら銃で射殺しているところだけど、ここはジャパン。どうしたものか…。)」
店員さん「…。(いや、ブリーフ一枚でもお客様はお客様だ。) 」
店員さん「…。(もしかしたら事情があるのかもしれないし…強盗に遭って身ぐるみをはがされたとか。) 」
店員さん「こんにちは、オーナーの曽我です。今日は何かお探しですか。」
笠間「あっ、オーナーっていちばん偉い人でしょ!ちょっと肌寒くなってきたから、何か着ようと思ったの。」
曽我「なるほど。それではお客様に似合う服を見繕ってみましょう。」
店内には、ところ狭しとオシャレなアイテムが並んでいます。
曽我さんの提案
笠間「うーん、まあまあのセンスだね。もうちょっと大人の男を演出したいと思ってるんだ。」
外井「…。(ブリーフ一丁のおじさんがファッションセンスを語るなよ…。)」
ニットガウン試着
笠間「でもこのテトリスみたいな柄の上着は気に入ったよ。ちょっとあてがってもいいかな。」
シャツ試着
笠間「うん、これはかなりいいね。ブリーフと同じ色だし、サイズもピッタリだ。似合うかな。」
曽我「…。(この人、やたらガウンとかシャツばかり着たがるけど、下は履かないつもりなのかな…。)」
オススメのパンツ試着
曽我「…良かったら、私がオススメのパンツも試着してみませんか。」
笠間「えっ?!下は既にブリーフを履いてるから、特には考えてなかったけど、オススメがあるなら試してみようかな!」
笠間「ぼくは必ず右足から履くことに決めてるんだ。それにはジンクスがあってね…。」
笠間「おやっ!これはかなり良いかもしれない。アリだね、アリ。」
外井「…。(パンツ自体は良いけど、上半身裸だから『江頭2:50』みたいになってるよ…。)」
トートバッグ
笠間「バッグもいいなぁ!すぐ汚しちゃうから、ブリーフをいっぱい持ち歩けるやつ、探してたんだ!」
外井「…。(いい加減ブリーフから離れろよ!しかも汚しちゃうってなんだよ。)」
笠間「うん、これは素材も上質だし、デザインも素晴らしい! 」
笠間「でもさっきから何か違うような気がするんだよなぁ…。 」
曽我さんの提案その2
曽我「今まで試着された服を、すべて組み合わせて着てみてはいかがでしょうか。」
笠間「でもブリーフを脱いだら、自分が自分じゃなくなっちゃう気がして…。」
曽我「雑誌に載ってるモデルさんみたいなポーズをすればいいと思いますよ。」
万引き
笠間「オーナーとも兄弟になれたし、そろそろ帰ります。また来るね!」
外井「いやいや、アディオスじゃなくて服のお金払わないと!曽我さんも、普通に帰しちゃだめですよ!」
笠間「アッハッハ、コーディネイトが楽しくてつい忘れてたよ!まあ細かいことはどうだっていいじゃない!」
外井「…。(あの去り際の顔は、故意的な犯行としか思えないが…。)」
お会計
笠間「どうするも何も、ぼくは株式会社の社長ですよ!現金一括払いでお願いします。」
曽我「ありがとうございます。またのご来店をお待ちしております。」
笠間「今日は良い買い物が出来て、満足してるよ!また来るね!」
退店
笠間「いや〜ブリーフ1枚分のお金で、こんなに服が買えるものなんだね。」
笠間「これでぼくも、クリスマスまでに彼女をGET出来そうだよ!今日はinnovateさんに連れてきてくれてありがとう!」
外井「どういたしまして。(…これでMI.INC倒産の危機は脱したな。)」
笠間「…あっ!しまった!さっきのお金、今月の事務所家賃支払うのに取っておいたんだった!」
10分後…。
血塗られたブリーフ
笠間「衝動的に、『偶然身に着けていたブリーフ』で曽我さんの後頭部を強打してしまった。」
外井「なんてことを…。曽我さんは、アメリカなら射殺されてもおかしくない、ブリーフ一丁のあんたを最後まで信じて接客してくれたんだぞ!」
笠間「うわああああああ!ぼくは…ぼくは…どうすればいいんだ…!」
エピローグ〜罪と罰の果てに〜
笠間社長は、人気のない海を訪れていた。
自らの命を捧げて罪を償うために。
笠間「な、なんだ?この眩しい光は!夕日の奥に曽我さんが見える…。」
「曽我さんが、『自分のことを、責めないで。もう償いは済んだよ。』と言っている気がする…。」
笠間「…ぼくは生きようと思う。そうさ、生きたくても生きられなかった曽我さんの分までね。」
そうつぶやいた社長の顔は、どこか誇らしげだった。
ありがとう、曽我さん。
僕たちはあなたと過ごした大切な日々を、忘れることはないだろう。
そして、さようなら。
FIN.
店舗情報
メンズアイテム中心ですが、女性向けの小物も充実しています。
MI.INCの取材に応じてくれる時点で明白ですが、オーナーの曽我さんはとっても良い人。
ファッション初心者から上級者まで、オシャレを楽しめるセレクトショップ『innovate』さん。
オススメです。
住所:〒963-8024 福島県郡山市朝日2-17-18 フジコーポ101
電話:024-954-4107
営業時間:12:00〜20:00
定休日:木曜
URL:http://innovate.jpn.com
職業:MI.INC取締役副社長
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