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笠間ヒロシが「MI.INC代表取締役を辞任するに至った12の経緯」
はじめに
こんにちは。MI.INC副社長の外井です。
まず初めに、お伝えしなければならないことがあります。
この度、弊社代表取締役の笠間が辞任する運びとなりました。
非常に残念なことですが、今回は順を追って「辞任に至るまでの経緯」をご説明いたします。
1.研修のため、東京に
MI.INCの取締役3名はこの日、東京へ研修旅行に来ていました。
全てはここから始まったのです。
笠間社長(以下笠間)「やっぱり東京はいいなぁ!久しぶりにくるとテンションがあがるよね!」
外井副社長(以下外井)「とりあえずお腹が空いたので、腹ごしらえでもしたいですね。」
高橋常務(以下高橋)「東京には美味しい店がたくさんあるので、散歩がてら探してみましょう。」
2.食事する店を探す
ランチをどこで食べるか相談しつつ徘徊していると、真っ赤な看板が目に飛び込んできました。
笠間「『蒙古タンメン 中卒』だってさ!こりゃいいや、ぼくと常務は大卒だから入れないけど。中卒の外井さん、行っちゃいなよ!」
外井「は、はあ・・・。(どう見ても“中本”って書いてあるけど、こいつは字が読めないんじゃないのか。)」
「学歴に関係なく、皆で一緒に食べた方が楽しいですよ。他の店に行ってみましょう。」
3.オシャレなイタリアンの店を発見
ふらふらと歩いていると、オシャレなお店を発見しました。
どうやらランチもやっているみたいですよ。
TEL:03-3343-0065
営業時間:[月~金]11:00~23:30、[土・日・祝]11:00~23:30、[バイキング]11:00~14:30
定休日:無休
笠間「このイタリアン美味いんだよ!ぼく、行ったことあるんだ!」
まだ営業時間前だったので、お店の前で待つことにしました。
高橋「ヘイ!俺たちは会社役員で金ならいくらでもあるんだ、早く食べ物を出してくれ!」
まだお店が開いていないのに、1,000円札を握りしめて親指を立てています。
よっぽどお腹が空いているのでしょう。もう待ちきれないようです。
4.活気溢れる店内への誘い
しばらく待ち、オープンの時間になりました。
店内に入ると、厨房には活気が溢れています。
サルヴァトーレさんはビュッフェスタイルなので、食べ物の列に並びます。
そこで事件は発生しました。
5.笠間社長 vs 高橋常務
高橋「ちょっと、何するんだ!手を離してもらえますか。」
笠間「これはぼくの皿だ!言うこと聞かないとクビにするぞ!」
高橋「…。」
6.笠間社長 vs 外井副社長
サラダ、前菜、パスタと順番に皿に載せていきます。
どの料理もとても美味しそうです。
しかし、大人気のピザはラスト1枚しかありませんでした。
外井「こういうのは早いもの勝ちですからね。いただきっ!」
笠間「これはぼくのピザだ!言うこと聞かないとクビにするぞ!」
外井「…。」
職権乱用と圧力によってピザは見事、社長の物となりました。
しかしなぜか浮かない顔をしています。
外井「ピザをGET出来たのに、全然嬉しそうじゃないですね。」
笠間「ごめんなさい、こういう時どんな顔すればいいのか、分からないの。」
外井「笑えばいいと思うよ。」
笠間「へ、へへっ…。」
外井「…。」
高橋「…。」
7.お会計
全員がお腹いっぱい食べたところで、お会計の時間です。
しかし私と高橋は職権乱用の恨みによって、料金の支払いをボイコットすることに決めました。
笠間「あ、あれ、誰もいないじゃないか。どこへ行ったんだろう。」
店員さん「領収書の宛名はどうされますか?」
笠間「『マイノリティイノベーション』でお願いします。」
店員さん「かしこまりました。」
笠間「”ズ”はいらなかったんだけどな…。」
8.店員に変身
笠間「おーい!みんなどこへ行ったんだ!出てこい!金返せ!」
私と高橋はどうしても金を払いたくないので、 『サルヴァトーレ・クオモ』の店員さんに扮して身を隠しました。
笠間「バレバレだよ!そんな無愛想な顔の店員さん、いないよ!」
二人は渋々、社長に金を支払うことになりました。
外井「どうせだから、社長も『サルヴァトーレ・クオモ』の店員さんになってみてはどうですか。『サルヴァトーレ・クオモ』の店員さんになれるチャンスなんて、滅多にないと思います。ここで『サルヴァトーレ・クオモ』の店員さんにならないと、もうこんな機会一生ないですよ。『サルヴァトーレ・クオモ』の何がすごいかって言うとね・・・。」
笠間「しつこいな!『サルヴァトーレ・クオモ』って言いたいだけじゃないの!でもせっかくの機会だからチャレンジしてみようかな。」
外井「人に無愛想と言った割には、社長も全然愛想ないですよ。」
笠間「ごめんなさい、こういう時どんな顔すればいいのか、分からないの。」
外井「笑えばいいと思うよ。」
笠間「Here’s Johnny!」
高橋「シャイニング!」
スタンリーキューブリック監督が描く、ホラー映画の金字塔。
9.東京駅へ移動
MI.INC取締役研修旅行も、いよいよ終盤です。
地元郡山へ帰る新幹線に乗るため、山手線で東京駅に移動します。
笠間「あ〜もう歩き疲れて、足が痛い!座りたいよ〜。」
外井「社長、席が空きましたよ。」
笠間「ふぅ・・・。」
外井「せっかく座れたのに、全然嬉しそうじゃないですね。」
笠間「ごめんなさい、こういう時どんな顔すればいいのか、分からないの。」
外井「(もうこのくだりも飽きたな。)・・・キメ顔でもすればいいと思うよ。」
笠間「こんな感じかな。(キリッ」
外井「…。」
高橋「(キュン…。) 」
10.東京駅に到着
笠間「そうだ!せっかく東京に来たんだから、嫁にお土産買っていかないと!」
さすが30代前半で株式会社の代表まで上り詰めた人は、気が利きます。
仕事で東京に来ていても、家族のことを忘れない心遣いは見習いたい点ですね。
『KIOSK』は多様なブランドの商品を取り扱うセレクトショップ。
幅広い年齢層からの支持を集めている、現在要注目のお店です。
社長は「CALBEE」と「NABISCO」、二つのブランドで迷っているようです。
笠間「どちらも、若者にとても人気のあるブランドなんだ。外井の年収ではまだ手が出ないと思うけど。」
結局、数十分悩んだ末に「CALBEE」を買うことに決めたようです。
笠間「これください。急ぎなので、ラッピングは結構です。」
店員さん「は、はい。」
カリカリ・サクサクとした独特の食感や、さまざまなフレーバーが限定商品として販売されることで子供や若者に人気がある。年商が250億円を超えるカルビーの看板商品である。
11.新幹線に乗車
無事、東京→郡山間のチケットを入手しました。
笠間「やばい、乗り遅れるぞ!」
社長が突然猛ダッシュでエスカレーターを駆けあがります。
笠間「おっ!この電車じゃないのか?!ちょっとここで待ってて!時刻表見てくるから!」
笠間「うん、うん。この電車で合ってるな!」
・・・この画像上では分かりづらいため、ズームしてみよう。
おわかりいただけただろうか。
彼は「上越・長野新幹線時刻表」を見ていたのだ。
12.郡山駅に到着
新幹線に揺られること約1時間半、郡山駅に到着しました。
高橋「・・・何か様子がおかしいな。」
外井「人が誰もいない!いったい何が起きたんだ!」
笠間「なんだかぼく、とてもこわいんだ。駅から出たくない!2人で外の様子、見てきてよ!」
外井「かしこまりました。社長はここで動かず、待っていてください!高橋常務、一緒に様子を見に行きましょう!」
高橋「こ、これは・・・。」
外井「社長!駅の外へ出てはいけない!郡山を救えるのはあなたしかいないんだ!」
笠間「いやだ!ぼくを一人にしないで!」
10分後・・・。
笠間「2人からの返事もなくなってしまった・・・これからどうしたらいい?頼る人は誰もいない。ここにはぼくしかいないんだ・・・。」
笠間「・・・!」
笠間「そうだよ!郡山を救えるのはぼくしかいないんだ!」
「MI.INC代表取締役、辞任」
「皆さん、こんばんは。MI.INC代表取締役の笠間です。郡山は我々が東京で研修旅行をしている間に、誰もいない街へと姿を変えてしまいました。勇敢にも駅の外へ様子を見に行った外井と高橋も謎の失踪を遂げたのです。」
「おそらく核戦争か何かが勃発し、郡山市民は滅亡してしまったのかもしれません。あるいは宇宙人の地球襲来です。しかし、安心してください。ぼくが郡山に戻ってきたからです。」
「愛する故郷が危機に陥っています。シケたwebサイトなんて作ってる場合ではなくなったのです。ぼくはMI.INC代表取締役を辞任し、今後は郡山市長として、郡山市が再び発展を遂げるまで精進して参る所存です。」
「今後とも、『郡山市長・笠間ヒロシ』を応援のほどよろしくお願いいたします!」
外井「社長!後ろから人が来ちゃってますよ!」
笠間「あっ、なんだよ~!もう1回撮り直そう!」
高橋「そろそろ時間も遅いので、今日は帰りましょうね。」
笠間「残念だなぁ…。でも記事のタイトルが『代表辞任』だからみんな驚いちゃったかもしれないね!心配ご無用!これは単なるドッキリで、ぼくは何があっても代表を辞めることはないから安心して!何がなんでも権力の座にしがみつくぞ!」
外井「…。(もう辞めてくれよ…。)」
笠間「カサちゃんは~! マイノベを~! 辞めへんで~! 絶対ッ! 辞めへん♪ 辞めへん♪」
笠間「もしかしてだけど〜♪ もしかしてだけど〜♪ 笠間に代表辞めて欲しくないんじゃないの〜♪」
笠間「オッ、オッオッオッ、オッパンカサマスタ〜イル♪」
FIN.
この記事を書いた人
職業:MI.INC取締役副社長
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